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「L・G・D」のすゝめ

 

はじめに

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

新型コロナウィルスの影響で3月に開催を予定されていた公式イベントは全て中止となりましたが、そんな中でも開かれているCSでは今日も元気にアナコンダがドラグーンしてるみたいですね。これを書いている現在ではまだ明らかになっておりませんが、制限改訂が非常に楽しみです。

 

さて、今日のお話はそんなアナコンダと同パックに収録されている「L・G・D」についてです。

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あの「F・G・D」のリメイクカードとして一瞬話題にあがり、そしてそのまま存在を忘れられていった彼に焦点を当てていきます。このカード、現環境でそこそこ使えそうな気がするんです。気がするだけかもしれないんですけど。

 

 ということで、「L・G・D」の強みをいくつか挙げていきます。

 

 

1.完全耐性

②の効果見たまんまなんですけど、これを語らずして「L・G・D」は語れません。

 

今期使用されている大型リンクモンスターで比較対象となり得るのはアストラムでしょうか。

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素で十分強固な耐性を持ってはいるんですが、マスカレーナを素材にして出すことで「マジェスペクター耐性」を得て、突破がさらに困難になります。

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しかし、現環境に蔓延っているとあるテーマのエースカードがいとも簡単にこの状態のアストラムを亡き者にします。

 

「選んで墓地へ送る」とかいうオリカみたいなテキストの持ち主、ディンギルスです。

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「オルフェゴール」というテーマは、こいつを自分ターンはもちろん相手ターンにも出すことで妨害を何度もかましてくるテーマなのですが、「L・G・D」ならこのカードの効果も痛くも痒くもありません。効果を受けませんからね。環境トップのエースカードを捻り潰してあげましょう。

 

素材の展開中に出されてしまってはどうしようもないので、まずはジャンケンに勝ってください。

 

 

2.ほぼ完全な戦闘破壊耐性

F・G・D」の頃から攻撃力5000もあるのになぜか持ってる戦闘破壊耐性ですが、これが闇属性に対応していることで現環境での活躍が見込まれます。

 

今流行りのリンクモンスターのフィニッシャーといえば、「アクセスコード・トーカー」ですよね。

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簡単に高打点が形成できる上にチェーン不可の対象とって破壊をかましてくる末恐ろしいカードですが、このカードは闇属性。攻撃力が5000を超えても、「L・G・D」を戦闘で破壊することはできません。

 おまけに、チェーン不可の破壊効果も、先述の完全耐性のおかげで無視できます。

 今流行りのフィニッシャーに強く出られるというのは、評価点になるのではないでしょうか。

 

突破されないというだけでこちらから突破するには別途手段を用意する必要がありますが、そもそも「L・G・D」がいれば相手もアクセスコードを出してくることはなさそうなのでそこは大丈夫でしょう。多分。

 

また、光属性には戦闘破壊されるので、さっき例に挙げたアストラムには戦闘で突破されてしまうんですが、現環境でアストラムが採用されていることはあまりないので、これも大丈夫でしょう。多分。きっと。

 

 

3.素材の条件に縛りがない 

モンスター5体なら何でもいいんです。同名モンスターを何体使おうが、トークンを何体使おうが、モンスター5体並べたら出せます。モンスター5体並べるのがそもそも大変ですが、大型リンクモンスターの中では縛りはゆるい方だと思います。

 

ただし、トークンを使いすぎると③効果の維持コストの支払いが難しくなる点、そしてリンク召喚特有の「リンクマーカーの数をリンク素材として適用する」ができないので注意です。

 

 

4.攻撃力5000

F・G・D」のリメイクカードなので当然なんですが、カードに元々記載されているテキストの中では遊戯王最高の攻撃力を誇ります。並大抵のモンスターでは太刀打ちできません。

 

加えて、先述してきた強みを持っています。どうですか?「L・G・D」、強そうな気がしてきませんか?気がするだけです。

 

 

おわりに

「確かに耐性は強いけど、出すために展開してる途中に妨害されたら終わり」「『F・G・D』の不完全な戦闘破壊耐性引き継いだせいで割とそこそこ突破方法がある」「モンスター5体並べる展開力あるならこんなん立てずにもっと強い盤面作れるわ」

色んな声があると思いますが、「L・G・D」が現環境に多少なりともマッチしていることはわかっていただけたのではないかなと思います。抱えている数々のデメリットは強者ゆえの余裕ってやつです。

あなたがアナコンダ目当てに剥きまくったLVP3の開封結果の山から、もしくは100円するかしないかの値段でカードショップのショーケースから、よもすればストレージコーナーからあなたのことを見つめている「L・G・D」に、あなたが気づいてくれるきっかけとなれば幸いです。

 

以上、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。次があればよろしくお願いします。