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「飢顎竜アーケティス」

 

最新ブースターパック(2020年2月27日現在)にて登場した「飢顎竜アーケティス」

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同パックに収録された「リンクロス」同様、どう考えてもノーマルの性能ではないこのカードなんですけど、リンクロスよりも注目度は圧倒的に低いイメージ。

 

リンクロスは明らかにぶっ壊れてるからしょうがないんですけどね。

でもアーケティスもそこそこやばいカードなんです。

 

実際、僕自身も【セフィラ】に入れてみたら結構使い勝手が良かったんですよ。使用したのは身内での対戦でしたが、相手はゴリゴリのガチ構築の【オルフェゴール】だったので「使い勝手がいい」という評価を下すには十分だと思います。

 

そう、ためになるわけでもなければ面白いわけでもない、そして何より閲覧数もほとんどないこのブログを久しぶりに更新しようと思ったのは、僕自身がアーケティスの性能に感動したからであり、言うなれば自己満足です。暇を持て余している方は是非お付き合いください。

暇じゃない方は「最後に」のところだけでも覗いて行ってください。

 

さて、今回はアーケティスの性能について語っていきます。よろしくお願いします。

 

 

 

 

・①効果について 

ざっくり言うと「 S召喚時に素材にしたカードの数−1枚ドロー」ですね。現在の裁定では「チューナー以外のモンスターをチューナーとしてS召喚した場合」又は「チューナーをチューナー以外のモンスターとして扱いS召喚した場合」でもドローの枚数は同じなので、この認識でばっちりです。

 

さて、ソリティア思考に毒されたYPの皆様ならこの効果を見た時に「S素材めっちゃ使って何枚もドローしたろ!爆アド!」と考えませんでしたか?

 

もちろん大量ドローは魅力的かつ強力、そして手札が増えれば増えるだけ②③効果につながるのですが、1ドローでも十分強力です。手札が1枚増えるだけで戦略の幅が一気に広がる、それが現代遊戯王。もちろんデッキパワーにもよるんですが、このドローに助けられたことは何度もありました。

 

何より、星9シンクロでドロー効果を持つカードは現在このカードだけなんです。これだけで他の星9シンクロよりも採用を優先する価値があります。

 

・②効果について

手札の枚数に応じて攻撃力が上がります。3枚でブラマジ、4枚で青眼です。

 

基準が完全に老害で申し訳ないのですが、見ての通り高打点を作るのはそんなに難しくないです。

この効果についてはこれ以上書くこともないので次行きますね。

 

・③効果について

手札2枚捨てたら対象取って破壊です。フリーチェーンです。

パンクラやドランシアをご存知の皆さんならフリチェ破壊の恐ろしさはご存知かと思われます。

 

ネックはコストの重さ、及び先に挙げた2枚と比べて手軽に出せないという点ですね。

 

コストの関係上ポンポン連発できるものでもないですが、これらの欠点を差し引いてもこの効果も十分強力です。この効果がある以上、こちらの手札が2枚以上であれば相手はいつでも飛んでくる1妨害を頭に入れながらゲームを進めなければいけません。そこそこのプレッシャーをかけ続けることができます。

 

・対抗馬について

 星9シンクロモンスターは他に25体もいます。そのうち、素材に指定がないのは10体。

デッキタイプによってはアーケティスよりも優先したいモンスターはいるかもしれませんよね。ここからは汎用星9シンクロをアーケティスと比較していきましょう。

 

・灼銀の機竜

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比較対象として一番適していると思います。対象破壊のコストはアーケティスよりも軽く墓地からも供給可能ですが、チューナー限定そしてフリチェじゃないのが見劣りする点でしょうか。

 

デッキにもよるでしょうが、よほどチューナーを大量に採用しない限りアーケティスに軍配があがるのではないでしょうか。

 

氷結界の龍 トリシューラ

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「星9シンクロ」と言われた時に思い浮かぶモンスターNo.1。

2体で出せるという点からアーケティスの方が優れているとしても良いのですが、どちらも出せる場面であれば、「2ドロー」or「対象取らず除去&墓地除外&ハンデス」、どちらを取るかといったところでしょう。

 

正直これはどちらとも言えません。デッキタイプによりますかね。「非展開系」であればトリシューラだと思います。非展開系のデッキはそんなに手札いらないでしょうし。逆に「展開系」であればアーケティスでしょう。ドローが勝敗を分けることもあるかもしれません。

 

ただ、非展開系のデッキにも採用の余地を与えるのが③効果です。余った手札をフリチェ破壊に回すことができます。

 

いずれにせよ、アーケティスの採用に関しては一考の余地はあるかと思います。

 

・最後に

アーケティスの魅力は伝わりましたでしょうか。専用デッキを組まずとも十分に活躍できるカードだということをわかっていただけたでしょうか。

採用を迷ってるそこのアナタも、まずは積んでみてください。こんな拙い文で構成されたブログ読むより、使ってみて強さを実感していただくのが一番です。

幸いアーケティスはノーマルカード、相場価格も低めです。ルールが変わってシンクロモンスターの需要が増す前に、まずは1枚手に入れてみてはいかがでしょうか。

 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。次があればよろしくお願いします。